これを言ってしまってはもともこも無いのだけれど
正直、人財(人材)を育てると言っても8〜9割は採用の段階で決まってしまう
だから採用をいい加減にやっている会社は問題だらけだと推して知るべし
なぜここに就職したのか
何がしたくて
どうなりたくて
そんなことはたくさん聞くと思う
しかし媚びてはいけない
うちの会社はこういう人材を求めている
ここまで求めている
労働力で無く
人財(人材)が欲しいなら明確な提示をする事だ
よくある話だが人事が現場を知らず採用をして
そのズレた人事が結局現場に悪影響を及ぼす
苦労するのは現場の人間なのだ
それが自分が採用した新人ならまた話は違う
思い入れが違うが
人が選んで、それもひどい人事だったら現場の人間は頑張る意味が分からない
要は細分化される事でみんなが責任を持たない
それが今の日本に多く見られるシステムの現状だ
採用も人事も育成も別々で無く
もっと同じ次元で考えていくべきだ
現場で教育をする人間が採用に立ち会わないなんてあり得ないと私は思う
もっと人を育てるという事に真剣ならばそれくらいはできると思う
できないのは人を労働力とか駒くらいにしか思っていないのではと思う
きれい事は抜きに働いていればつらい事はたくさんある
その時、どれだけ寄り添って乗り越えていけるかは
教える側の熱量と教わる側の姿勢に大きく比例するからだ
スキルはあとでいくらでも身につく
だから考え方や姿勢、その熱量を大事にして欲しい